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【専門医が解説】市販の頭痛薬が効かない?それ「薬剤乱用頭痛」かもしれません

[2026.03.06]

 

🌸 「とりあえず頭痛薬を飲んでおこう」が、痛みを長引かせているかもしれません。

 

こんにちは。北九州市小倉北区の「まこと脳神経外科クリニック」です。

当院の頭痛外来を受診される患者様から、とてもよく伺うお悩みがあります。

「以前は市販の鎮痛剤を飲めばスッキリ治っていたのに、最近は効かなくなってきました」

「薬を飲む頻度がどんどん増えて、手放せなくて不安です」

もしかするとそれは、頭痛薬の飲み過ぎによって引き起こされる**「薬剤乱用頭痛(やくざいらんようずつう)」**かもしれません。今回は、頭痛専門医の視点から、この悪循環のメカニズムと抜け出すための解決策をお伝えします。

 

■ あなたは当てはまりませんか?(セルフチェック)

 

まずは、ご自身の薬の使い方を振り返ってみましょう。

• 月に10日以上、頭痛薬(鎮痛剤)を飲んでいる

• 頭痛が起きるのが不安で、「痛くなる前」に予防として薬を飲んでしまう

• 薬を飲んでも以前のように効かず、痛みがスッキリ取れない

• 朝起きた時から頭が重痛い日が増えた

これらに当てはまる場合、自己判断での服薬は一旦ストップし、専門医に相談するタイミングです。

■ なぜ「薬を飲むと頭痛がひどくなる」のか?

 

「頭痛を治すための薬なのに、なぜ?」と驚かれるかもしれません。

実は、市販の鎮痛剤などを頻繁に飲み続けていると、脳の痛みをコントロールする神経が敏感になりすぎてしまいます。その結果、**「少しの刺激でも強い痛みとして感じてしまう脳」**に変化してしまうのです。

これが「薬剤乱用頭痛」の正体です。薬を飲めば飲むほど、脳が痛みに過敏になり、さらに頭痛の回数が増えるという辛い悪循環に陥ってしまいます。

 

■ 悪循環から抜け出すための「専門医の治療」

 

薬剤乱用頭痛を治すための第一歩は、「原因となっている鎮痛剤を中止すること」ですが、ご自身の判断だけで突然薬をやめると、強い反発(離脱症状)が出て耐えられない痛みに襲われることがあります。

だからこそ、頭痛専門医のサポートが必要です。当院では以下のようなステップで治療を行います。

1. 「危険な頭痛」が隠れていないかの確認

まずは当院の「映像投影システム付きMRI」で、脳腫瘍などの他の病気が隠れていないかを、できる限り早くしっかりと調べます。

2. 専用の「予防薬」の導入

鎮痛剤を減らす間の痛みを和らげるために、毎日飲む内服薬や、月に1回の注射薬(エムガルティ、アジョビなど)といった**「頭痛を起こしにくくする予防薬」**を処方します。

3. 正しい薬の使い方の指導

「痛くなったらどうしよう」という不安を取り除きながら、本当に必要な時だけ適切に頓服薬を使えるよう、一緒にコントロールしていきます。

 

■ 最後に:我慢の連鎖を断ち切りましょう

「いつも薬局で薬を買ってやり過ごしているから…」と、病院に行くのをためらってしまう方はとても多いです。しかし、頭痛は専門医のもとで正しく治療すれば、劇的に生活の質(QOL)を改善できる疾患です。

薬が効かずに毎日辛い思いをされている方は、どうぞお一人で悩まず、北九州市の「まこと脳神経外科クリニック」へお気軽にご相談ください。

 

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