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腰痛の悩みについて

腰痛でお悩みの方に

日本人の国民病とも言える腰痛。腰痛のために普段からマッサージなどに通っているけれど、なかなか良くならないという方も多いのではないでしょうか。腰痛を起こす原因はたくさんあります。腰痛でお悩みの方は、一度病院を受診して、腰痛の原因をしっかりと判別した上で治療を受けるようにしましょう。当院では腰痛の診断・検査、リハビリも行っています。腰痛にお悩みの方はご相談ください。

CHECK! 腰痛で気になる症状

  • 立ったり座ったりするときに腰が痛む
  • 腰が痛くて前かがみの姿勢が辛い
  • 腰の痛みで寝返りが打てない
  • くしゃみや咳をすると腰に響く
  • ぎっくり腰を何度も繰り返している
  • 腰から下半身にかけて痛みやしびれがある

腰痛を起こす疾患

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎と腰椎の間にあるクッションの役割を果たしているのが椎間板です。腰椎椎間板ヘルニアは、何らかの原因で椎間板が腰椎の間にはみ出してきて、神経を圧迫することで起こります。主な症状は腰痛や足の痛み、しびれなどです。加齢や長時間の座位、重い荷物を持つ労働、中腰での作業などが原因となります。主に40代から50代くらいに発症することが多く、男性は女性に比べて約2倍の発症率であることがわかっています。

腰部脊柱管狭窄症

加齢や背骨の病気などが原因で、腰椎や椎間板が変形し神経を圧迫することで起こります。腰痛に加えて足の痛み、しびれなどの症状が見られます。歩行によって痛みが悪化し、安静にすることで症状が収まるという「間欠性跛行(かんけつせいはこう)が起こることがあります。60代以降の方に多く発症します。加齢以外にも、骨粗しょう症や脊椎周辺の腫瘍などが原因となることもあります。

急性腰痛

いわゆる「ぎっくり腰」と呼ばれるものです。重いものを持ったり、前かがみの姿勢が続いたりすることで腰に負担がかかり、腰椎の周辺の靭帯や筋肉などに損傷が起こった状態です。激しい腰の痛みや足のしびれなどが生じ、起き上がったり、座ったりするのもままならないこともあります。数日間は安静にして消炎鎮痛剤などで痛みをコントロールし、痛みが改善してきたら、徐々にリハビリをしていきます。

腰椎分離症

スポーツなどで、ジャンプや腰の回旋を繰り返し行うことで、腰椎の後方に負担がかかって亀裂が入ってしまう病気で、疲労骨折の一種です。腰を後ろに反らせたり、左右にひねったりすると痛みが出ることが多く、安静にすると痛みが軽減します。スポーツなどが原因の場合は、運動を中止し保存的療法を行うようにします。

腰椎すべり症

腰椎の並びがずれてしまうことで腰痛やしびれなどが発生する病気です。その原因から「分離すべり症」「変性すべり症」に分けられます。

腰椎分離すべり症

「腰椎分離症」が原因となり発症します。腰痛に加え、下肢の痛みやしびれなどが起こります。歩行によって痛みが悪化し、安静にすることで症状が収まるという「間欠性跛行(かんけつせいはこう)も見られます。

腰椎変性すべり症

加齢によって腰椎を支えている椎間板や靭帯が変性することで、腰椎にズレが生じて起こります。脊柱管に狭窄が起こり、神経が圧迫されるため、腰痛や下肢のしびれ、痛みなどが見られます。少し歩くと臀部や太ももに痛みが出て、休息すると痛みが緩和するという「間欠跛行(かんけつはこう)」が見られます。

腰椎圧迫骨折

骨粗しょう症により骨密度が低下すると、弱い外力によって腰椎が骨折することがあります。本人も気づかないうちに骨折していることも多く、ひどい腰痛などが原因で発見されることがあります。閉経後の女性に多く見られ、激しい腰の痛みに加え、下肢の痛みやしびれ、麻痺などが見られることもあります。

腰痛の診断・治療について

診察

腰痛の状態について、どのような痛みが、どのような時に現れるかを詳しく問診します。

検査

レントゲン室

必要に応じてレントゲン検査、MRI検査を行い、骨や脊髄の状態を詳しく調べます。

治療

痛みが強いうちは鎮痛剤や外用薬によって、痛みのコントロールをしていきます。腰痛は姿勢など生活習慣も影響していますので、必要に応じて腰痛の予防や改善のためのアドバイスも行っています。投薬やリハビリなどの保存療法で改善が認められない場合は、手術加療が必要なこともあります。その際は提携病院を紹介いたします。

リハビリ

腰痛の治療にはリハビリが欠かせません。当クリニックでは、はり・きゅう・あん摩マッサージ師の資格を持ったスタッフがリハビリを担当し、レーザー、超音波、温熱療法などの理学療法を行っています。

腰痛は諦めずに早めの受診を

腰痛に長年悩んでいるという方は多くいらっしゃると思います。腰はその字の通り身体の要となる部分です。腰痛を放置していると、仕事や家事などに支障が生じるほどに悪化することもあるので注意が必要です。

腰痛が起こる原因は多々ありますので、まずは、大きな病気が隠れていないかをしっかり調べ、その上で適切な治療やリハビリなどを受けることが大切です。腰痛でお悩みの方は、あきらめず当クリニックにご相談いただければと思います。

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